教室紹介

 山梨医科大学は1978年10月に開学、1980年4月に開校(学生受け入れ開始)しました。1982年に信州大学第一内科の小澤克良(1973年信州大学卒)が当学講師を併任し、呼吸器病学の講義が始まりました。1983年10月、医学部附属病院の開院に際し、第二内科学教室教授田村康二の下、小澤が専任となり「呼吸器班」を発足し、呼吸器内科診療・研究・教育が行われるようになりました。1997年に小澤が市立甲府病院に赴任した後は、石原裕(1983年東北大学卒)、西川圭一(1986年山梨大学卒)が本学での呼吸器内科診療を担いました。2001年に第二内科教授に就任した久木山清貴の下、2008年に西川、2009年に石原が准教授に就任した後、徐々に班員も増え、呼吸器診療も充実してきました。久木山の教授退任に伴い、2022年3月副島研造(1989年慶應義塾大学卒)が教授に就任し、呼吸器班は呼吸器内科学教室として独立しました。

 まだまだ小規模な教室ではありますが、2023年度には3名の新入局員を迎えます。今後も全員一丸となって、山梨の呼吸器診療・呼吸器医学に貢献すべく、診療・研究・教育においてより一層の研鑽を積んで参ります。